2021年5月よりアレルギー科を追加標榜しました。

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 近年小児科領域の中でも、アレルギーが原因と思われる病気が増加しています。皮膚の弱い子供、食後にすぐに皮膚が赤くなる子供、よく風邪をひく子、なかなか咳や鼻水が止まらない子供、下痢が長引く子供の原因として、アレルギー体質は必ず考えておかないといけない項目です。アレルギー検査は今までも一般に広く行われてきましたが、注射をして大人並みの量の血液を採らないと詳しく調べることはできません。幼い子供たち特に乳児は、血管が細く触れることも困難なため小児科の担当医でも採血がむつかしくて何度も失敗してしまうことも珍しくありません。ですから、検査が必要と思われても何度も検査するとなると、子供さんの負担を考えて躊躇してしまうこともあります。
 この度、指の先から微量の血液を採取して検査ができる機器を導入いたしました。これは小児科の担当医にとって念願の検査機器です。これからは、ミルクや鶏卵のアレルギーの疑いがあれば、乳幼児でも簡単に検査可能となります。我が子の症状をみてご心配の親御さんは、お気軽にご相談ください。